【4445】28歳男性:神経の無い歯の変色
(ウォーキングブリーチ法によるホワイトニング)
4445 静岡市葵区大岩 男性
・ 上顎左側の側切歯の変色(神経の無い歯の変色)
・ ウォーキングブリーチ法によるホワイトニング
【28歳】
「前歯の色が気になる」と紹介で来院されました。
左側の上顎側切歯切歯の神経(歯髄)が失われて、歯の変色が目立っています。特に歯の根元付近の変色が著しく、根の変色が透けて歯茎が黒ずんで見えます。5年前に神経を取った後、徐々に歯の色が変色してきたそうです。削らずに薬剤を使用して白くする方法があると聞いて、その方法ができるのかと相談しにいらっしゃいました。ウォーキングブリーチ法によるホワイトニングを行なうことで歯をできるだけ削らないようにして歯の色を改善する治療を提案しました。
まず、感染根管治療をおこない、緊密な根管充填後にホワイトニングを開始しました。
【ウオーキングブリーチ法によるホワイトニング治療後】
右上の中切歯は薬剤を3回交換したところで 患者さんに満足していただきました。
治療前後の比較です。ホワイトニング後もまだ歯根部の変色が若干残っていたため、歯根部の変色が透けて歯茎の黒味が残っています。もう1~2回ホワイトニングを行えば、改善が期待できたのですが、患者さんが十分満足されたためホワイトニングを終了しました。
関連ページ:Q&A 「ウォーキングブリーチ法による無髄歯のホワイトニングについて教えてください。」