歯科治療症例の追加
「エナメル質形成不全」の 歯科治療症例を追加しました。
「エナメル質形成不全症」は、歯の表面を構成するエナメル質が、さまざまな原因で 先天的に障害をうけて、綺麗に成長せずに 歯に変色がみられたり くぼんだ部分があったり、エナメル質の下の象牙質が露出して 黄色を呈していたりする状態の事です。エナメル質形成不全症の障害が軽い場合には、エナメル質に限局性の白斑や着色があるだけですが、障害が強くなると、エナメル質の表面に環状の凹窩、溝、不規則な欠損を生じ、エナメル質の大部分が形成されないこともあります。この歯科治療症例の患者さんは、上顎の第一大臼歯の形成不全がみられ、エナメル質の表面が 限局的 不規則にくぼんで、歯も変色しています。本人にはしみるなどの自覚症状はありません。毎年の小学校の歯科検診では、虫歯としてカウントされてしまいますが、実際には虫歯の進行は認められないため、現状のまま維持管理しています。定期健診で、状態のチェック・フッ素塗布しながら 虫歯予防を心がけています。
関連ページ:Q&A 「エナメル質形成不全」ではないかと言われました。どんな病気でしょうか。」
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