歯科治療症例の追加
「粘液のう胞」 の 歯科治療症例を追加しました。
唇や 舌・頬の粘膜の下には 唾液を分泌する小唾液腺(しょうだえきせん)が、存在しています。小唾液腺は、口のなかの粘膜をいつも湿らせておくという役目をしています。粘膜(唇)を噛んだでしまったり、歯の先端が当たるなどの刺激を繰り返しているうちにこの小唾液腺からの分泌がうまく行われなくなって、粘膜の下に唾液がたまって生じるのう胞を 「粘液のう胞」と呼びます。治療は、局所麻酔をして、のう胞だけでなく原因になった小唾液腺も取り除いておく必要があります。この歯科治療症例の患者さんは、4歳の男の子の下口唇にできた粘液のう胞です。お母さんによりますと できたきっかけは分かりませんが、3ヶ月前にできたそうです。お母さんもあまり心配していらっしゃらず、年齢的に外科処置が困難なことが予想されたため、経過観察中です。
関連ページ:Q&A 「唇にできた水ぶくれ様のものを「粘液のう胞」だと言われました。」
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