【 3547 】 男児:正中埋伏過剰歯 (過剰歯抜歯 矯正治療)

3547 静岡市葵区沓谷 男児
 ・正中埋伏過剰歯が存在
 ・正中埋伏過剰歯は乳中切歯の生え変わり前に抜歯
 ・歯列不正を生じたため矯正治療を開始
 ・

 

 

 【1歳】
初来院は1歳半健診で歯の汚れを指摘されたため、仕上げ磨きの練習のために来院されました。以後、定期的な検診、クリーニングで来院されています。

 

 

 

 

【4歳】

     

   4歳時の定期健診時のお口の中の状態です。
仕上げ磨きも上手に行っており、食生活にも注意して カリエスフリー(むし歯が1本もない状態)に保たれています。

 

 

 

【7歳】

     

   7歳の定期健診時のお口の中の状態です。
6歳臼歯が生えかけています。生えかけの状態は 歯磨き困難で虫歯の危険が高いため、特に念入りに 仕上げ磨きをするように注意が必要です。

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その時のレントゲン写真です。すべての生え変わりの永久歯は存在しています(先天欠如はありません)。正中埋伏過剰歯が 存在しています(矢印)。まだ、永久歯(中切歯)の位置が低いこともあり、経過観察を行いました。

 


関連ページ:Q&A 正中埋伏過剰歯


 

【8歳】

     

   8歳の定期健診時のお口の中の状態です。
下顎中切歯が生え変わりました。

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上顎乳中切歯の生え変わりのタイミングが近づきました。生え変わる永久歯の上顎中切歯間に 正中埋伏過剰歯が存在しています(矢印)。歯並びに影響(正中離開)が出そうです。正中埋伏過剰歯の抜歯を行ないました。




 

 【8歳 1ヶ月】

    

  「前歯が揺れて痛い」といって来院されました。
左上の乳中切歯が 揺れています。右上は乳中切歯が抜けて、永久歯の右上中切歯が生えかけています。


レントゲン写真です。左上の乳中切歯は生え変わり時期でしたので抜歯しました。正中埋伏過剰歯が存在していた 両中切歯間の隙間(矢印)は、狭くなってきています。

 

 

 

 

 

【8歳 6ヶ月】

    

  上顎の中切歯が生えてきました。

 

 

【 正中埋伏過剰歯の抜歯後の経過 】


歯間の隙間は無くなってきているものの、中切歯がねじれています。下顎も隙間不足で歯列不正が見られます。永久歯の歯の大きさに比べて、顎の大きさが小さいため隙間不足の状態です。取り外し式の矯正装置を使って、顎の成長を促しました。

 

 


   
矯正開始して半年後です。
上下顎の成長が促されて、大きくなりました。これから固定式の矯正装置を用いて、歯並びを修正します。  

 

 

 

 

 

【 10歳 】

    

 矯正終了時  

 

 

【 歯列拡大矯正の終了時 】


前歯の歯並びが改善しました。すでに、下顎の犬歯の生え変わりが始まっています。今後は、タイミング良く生え変わりを導いて、きれいな歯並びを目指してゆきます。


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