すでに知覚過敏がある患者さんのホワイトニング

虫歯になっていないにもかかわらず、歯がしみる」というのが、知覚過敏症です。歯にピリッと感じたり、キーンと痛みが走ったりしますが、この痛みは一過性(持続しない)で痛みはすぐ無くなることも特徴です。虫歯でもないのに歯がしみて痛い、という症状の多くは知覚過敏と考えられます。知覚過敏は、正式には「象牙質知覚過敏症」と呼ばれます。

>>知覚過敏症について

ホワイトニング治療の前に、まずは知覚過敏に対する処置を行います。日々の歯磨きの時に知覚過敏用歯磨剤の使用、歯科医院で知覚過敏抑制剤の塗布、レーザーなどで症状の改善を試みます。

>>知覚過敏の治療方法

知覚過敏に対する治療後の知覚過敏の症状の程度にもよりますが、ホワイトニング治療で知覚過敏が再発する可能性があります。また、ホワイトニング施術の2~3週間前から、知覚過敏用の歯磨剤やCPP-ACP配合のペーストを継続して使用することで、ホワイトニング後に起こり得る知覚過敏を抑制・予防する効果が期待できます。また、すでに知覚過敏がある患者さんにも積極的に使用してもらうことで、ホワイトニングが可能にすることもできます。

 

 

 

 ホワイトニング別の対処法

 

 ◎  オフィスホワイトニングの場合 

* ホワイトニング(クール)の回数を減らす

* ホワイトニング(照射)時間を短縮する

* 知覚過敏の場所(咬耗、楔状欠損部)をガードしてホワイトニングする

* 低濃度の薬剤を使用してホワイトニングする

* フツ化物、CPP-ACP、知覚過敏抑制剤を塗布する

* 知覚過敏用歯磨剤を使用する

 

 ◎  ホームホワイトニングの場合 

* ホワイトニング時間を短縮する

* ホワイトニング回数を減らす

* 楔状欠損部をカットしたマウストレーを作製する

* フツ化物、CPP-ACP、知覚過敏抑制剤を塗布する

* 知覚過敏用歯磨剤を使用する

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