【 0727 】 男性:前歯が生えてこない〔右上中切歯の埋伏〕 部分矯正治療

0727 静岡市葵区上足洗 男性
 ・ 右上の前歯が生えてこない (右上中切歯の埋伏)
 ・ 埋まっている右上中切歯(埋伏歯)は
矯正治療で、修正
 ・ 右上犬歯が生えてこない(右上犬歯の埋伏)
 ・ 生えてこない右上犬歯(埋伏歯)は現状で経過観察

 

 

【8歳】

  

 

  「前歯永久歯が生えてこない」と心配して、来院されしました。



左上の中切歯はすでに生えていますが、左上中切歯はまだ 骨の中に埋まったままです。
すでに左上の乳側切歯が抜けてしまい、側切歯が生える隙間が不足している等、上顎の隙間不足があったため、全体的な矯正治療をお勧めをしました。しかし、通院が困難なこと、予算的な問題から、埋まっている右上の中切歯が生えてくるように、矯正で引っ張り出す治療のみを行うことになりました



開窓(歯を引っ張り出す穴をあける)して、埋まっている歯を引っ張り出しました。引っ張り出した前歯は先端を揃えるのみで、歯軸(歯の傾き)の修正まではおこなう事ができませんでした。

 

 

 

【9歳】

  

  9歳の来院時の状態です。
矯正により引っ張り出した右上の中切歯の先端はそろっています。歯軸の修正を行っていない影響で、左右の中切歯の歯の長さ違いがあります。


あと、左右の上顎犬歯が生えてきます。乳犬歯は側切歯が生えてきた時に一緒に抜けてしまった影響で、永久歯の犬歯が生えてくる隙間が不足して、歯並びが心配です。



右上の側切歯に切歯結節が存在しています(矢印)。結節の周囲は、歯磨きが困難であるため むし歯になりやすく 注意が必要です。歯磨きを丁寧に行なって、定期健診でチェックしてゆくことが大切です。

>>関連ページ:Q&A 「切歯結節」

 

 

【12歳】

  

  12歳の来院時の状態です。
上顎は 隙間不足の影響で、左側の犬歯は、八重歯気味に生えています。右側の犬歯は、生えてきていません。


    その時のレントゲン写真です。
まだ生えていない右上の犬歯は、埋まったまま(矢印)で生えてこれそうにありません(埋伏歯)。ご本人は、現状をあまり気にされていなく、大掛かりな治療をのぞまれておらす、現状のまま経過を見てゆくことになりました。

 

 

 

 

 

【24歳】

  

  20歳のときの定期健診時の状態です
左右の中切歯の歯の傾斜が異なっている影響で、左右の歯茎の高さの違いがあります。右上の犬歯が埋伏歯の状態である影響で、上顎の中心が右にずれてしまっていますが、日常生活では違和感を感じることは無いようです。


    その時のレントゲン写真です。
矢印は埋まっている右上の犬歯です。

 

 

 

 

 

【 前歯が埋まったまま生えてこない (矯正治療) 】

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