インプラントとはどのようなものなのですか?

歯は、歯茎の上の見える部分である「歯冠」と、歯冠を支える「歯根」から成り立っています。

ムシ歯が大きく進んで、歯茎の上の部分「歯冠」が全く無くなっても、「歯根」さえしっかりしていれば、「歯根」の上にもう一度人工の歯を作って入れることができます。

 

歯を失う(歯冠だけでなく歯根も失う)と隣の歯を利用した「ブリッジ」、または取り外し式の「義歯」で歯を入れることになります。

 

インプラント治療は、失われた「歯根」の代わりにチタン製の人工歯根を歯肉の下の骨の中にインプラント(インプラント体)と呼ばれる人工の歯の根を埋め込んで、その上にかぶせ物(人工の歯)をすることによって歯をおぎなう治療法です。

チタンは、体内に入っても異物とみなされず骨と結合しやすい特性(生体親和性)を持っており、インプラント治療はチタンの持つ生体親和性を利用しています。

 

 

◆インプラントは、

(1)骨の中に埋めるインプラント「人工歯根(フィクスチャー)」
(2)かぶせ物の土台となる部分「連結部分(アバットメント)」
(3)かぶせ物部分「人工歯(上部構造)」

からなっています。

 

 

◆ インプラントのメリット

インプラントは直接顎の骨としっかりと支えられていますから、入れ歯のようにズレたりグラついたりすることがなく、違和感や異物感に悩まされることもありません。

自分の歯に近い感覚で噛めるようになるだけでなく、見た目も自然で発音もしやすい美しい歯を手に入れることができます。

また、もしも歯が1本失った場合、従来の治療法では両側の健康な歯を削ってブリッジという方法で治療されていました。しかし、インプラント治療なら抜けた部分のみにインプラントを行うことができるので、他の歯を削る必要はありません。また、ブリッジの場合は残っている歯だけで噛む力を支えなければならず、残っている歯ばかりに大きな負担がかかっていました。インプラントの場合は、本来の歯と同様に噛む力を入れられますので、一部の歯だけに負担がかかるといったことがないため、残っている自分の歯の寿命を延ばすことができます。

たくさんの歯が抜けている場合、従来の方法では、取りはずしする入れ歯でしたが、インプラントにすると、取りはずさないですむブリッジが入れられますから、しっかりと固定され、安心して食事ができます。


◆ 症例


【症例1770】 67歳女性 下顎の左側第一大臼歯の歯根が割れて抜歯

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【 症例0728 】 48歳男性 第二大臼歯の根の先のひび割れ

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【 症例3080 】 55歳女性 第二大臼歯の歯根破折

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【 症例1856 】 48歳男性 第一大臼歯 歯根の先端のひび割れ

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