◆ 指しゃぶりが、歯並びに影響
指しゃぶりがなかばか止められないと、歯並びへの影響することは、聞いたことがあると思います。上顎前突(上の前歯が出ている)や開咬(上の前歯と下の前歯との間にすき間がある)のような噛み合せの異常になってしまったり、見た目ばかりではなく発音(サ行、タ行)が不明瞭になったり(発音障害)、物を咬んだり飲み込む事にも影響(運動障害)したりします。
◆◆ おしゃぶりも、歯並びに影響しやすい ◆◆
◆ おしゃぶりは
「鼻呼吸やアゴの発育を促進する」といった効果を期待して使われたり、簡単に泣き止むため育児ストレスを軽くするために使う事が多いようです。
その反面、子供との会話の機会が減る、泣き止ませる手段とし習慣的に使われる結果子供がなぜ泣いているのか考えなくなる問題も指摘されています。
◆ 噛み合せへの影響
年齢とかみ合わせの調査によりますと、常用している子どもは使用しない子どもに比べ、上の前歯と下の前歯が開いてしまう「開咬(かいこう)」が現れる率が高くなる。乳歯が生えそろう2歳半以降も使用すると、奥歯のかみ合わせにも影響が出てくる危険があると報告されています。おしゃぶり は1歳すぎたら要注意です。歯並び、発語に影響することがあります。
赤ちゃんを泣きやませるためにおしゃぶりを使いすぎていませんか?
◆ 正しいおしゃぶりの使い方
1. 言葉を覚える1歳を過ぎたら常用しない
2. 遅くとも2歳半までには使用を中止
3. おしゃぶりを使用している間も、声をかけたり一緒に遊んだりして子どもと触れ合う。
4. 4歳以降もおしゃぶりがとれない場合は、情緒的な面を考慮して、小児科医に相談する。
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