【 3208 】 32歳女性:抜歯による骨吸収を防ぐ(エクストルージョン後抜歯)インプラント
3208 静岡市葵区横田町 女性
* 右下第一小臼歯の 歯茎の下に及ぶ大きなむし歯の治療
* エクストルージョンにより、骨を作った後 抜歯
* 右下第一、第二小臼歯部に、2本のインプラント治療
* 遊離歯肉移植術で 歯茎の補強
* セラミッククラウンの装着
【32歳】
むし歯治療で来院された患者さんです。
右下のブリッジをはずしてみると、右下第一小臼歯が歯茎の下に及ぶ大きな虫歯になっていました。残っている歯質も薄く、歯根の長さも十分なかったため、抜歯をすることになりました。抜歯後は、天然歯の犬歯をけずりたくない希望があり、インプラント治療を選択しました。抜歯予定の第一小臼歯周囲の歯槽骨に骨吸収が見られるため、骨をつくることを期待してエクストルージョン後の抜歯を行ないました。
エクストルージョン開始時の状態です。歯の根にフックを取り付けて引っ張り上げます。
インプラント治療直前のお口の状態です。右下第一小臼歯と右下第二小臼歯の部位に2本入れる予定です。右下第一小臼歯はのこっている残根の抜歯と同時に行いました
最終的な冠が入りました。
右下第一 第二小臼歯 第一大臼歯にセラミッククラウンを装着しました。遊離歯肉移植をおこない歯茎の補強をしてあります。歯茎のボリュームも十分あり、インプラント部の歯茎の高さもそろい、清掃性のよい(歯磨きしやすい)冠をが入りました。
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