4232 焼津市 女児
・右側中切歯(A)の反対咬合
噛み合せの調整で、被蓋は改善
・右側中切歯(A)の歯根内部吸収・歯の変色
【 3歳 】
「3歳児検診で前歯の反対咬合を指摘された」 と 来院されました。
初めての歯医者さんでしたが とても上手に治療を受けることができて、お口の写真も撮影できました。噛み合せると 右側の乳中切歯(A)が、反対咬合になっています。奥歯の噛み合わせに大きな問題はありません。歯並びは、ちょうど反対咬合になっている歯だけ がずれています。
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歯の位置 傾斜に問題があり 顎関係には問題無さそうです。反対咬合の噛み合せの重なりも浅かったため、噛み合せの調整をして 反対咬合の引っ掛かりを取って、経過観察することにしました。
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>>関連ページ:乳歯列期の受け口(反対咬合)の治療はいつから?
>>関連ページ:乳歯列期の受け口(反対咬合)を放置して大丈夫?
>>関連ページ:反対咬合は、どうしてはやく治した方がよいのか?
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【 4歳 】
定期健診で来院された時のお口の状態です。
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反対咬合だった右上の乳中切歯(矢印)は、噛み合せの調整(引っ掛かりを取った)だけで改善され、前歯は正常なかみ合わせになりました。上顎、下顎の歯列の歯並びもきれいになりました
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【5歳 】
「1か月前に転んで歯を打った歯が変色してきた」と来院されました。
右上乳中切歯の歯の色が変わっています。
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その時のXray写真です。
右上の乳中切歯の生え変わり永久歯の位置がまだ低いにもかかわらず、歯根の内部吸収して歯根がうす皮いちまいの状態になってし まっています。内部吸収が進んでしまい、すでに治療困難な状態になってしまったため、このまま経過観察していただきました。
関連ページ>> 「 内部吸収 」
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【6歳 】
変色した前歯(右上乳中切歯)は抜けてしまいました。
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その時のXray写真です。抜けてしまった右上乳中切歯と生え変わる右上中切歯は、まだ骨の中で、生えるのには時間がかかりそうです。発音に影響しないように歯を入れることを検討しましたが、結局このまま経過観察することになりました。
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【7歳 】
上顎中切歯が生えてきました。
上下顎の被蓋は、反対咬合になることもなく、乳歯が反対咬合だった影響は無さそうです。内部吸収を起こして 右上乳中切歯と生え変わった右上中切歯は、形や大きさに問題はありません。生え変わり前に抜けてしまった影響もありません。
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