【 1856 】 48歳男性 第一大臼歯 歯根の先端のひび割れ(抜歯・インプラント治療)
1856 静岡市清水区八千代町 男性
・下顎の右側第一大臼歯の歯根破折
・生活歯の歯根破折
・根尖性不完全破折
・抜歯後はインプラント治療で歯を入れる
【37歳 】
初来院は37歳です。
不定期に来院される患者さんです。 歯根破折を起こした右下第一大臼歯(矢印)は、48歳の発症時まで異常はありませんでした。
【48歳 】
「右下が痛くて噛めない」と来院されました。
強い症状は無いものの、右下第一大臼歯(矢印)に咬合痛がありました。レントゲン写真では、後側の根の周囲の骨が大きく吸収しています。冠をはずしても歯根破折・ひびは確認することができませんでした。神経が死んでしまっていたため、感染根管治療を開始しました。
3ヶ月間、根管治療を続けました。レントゲン写真で確認すると、病巣は小さくなっているものの、症状は改善せず抜歯を承諾いただきました。中央は抜歯した歯です。根尖性不完全破折(矢印)が原因の症状でした。
関連ページ:症例「歯根破折の治療法」
関連ページ:Q&A「歯根破折の症状」
今後、抜歯部の治療を行います。
インプラント治療を検討しています。