【 4942 】 １９歳女性：前歯の隙間・矮小歯・先天欠如（コンポジットレジン充填で回復）
４９４２ 静岡市清水区 １９歳女性
・ 前歯の隙間が気になる
・ 矯正治療の予定は無し
・ 左上側切歯は「矮小歯」
・ 右上側切歯は「先天欠如」
・ コンポジットレジン充填で歯の形を回復
【 １９歳 】
初来院 ：「前歯の隙間が気になる」と来院されました。
写真のモデルの仕事をしている為、上顎の隙間を気にされています。
そのときのレントゲン写真です。レントゲン上では、骨の中に埋伏過剰歯が存在していません。また、上唇小帯の異常もなく、隙間の原因には影響していません。左上の側切歯（星印）が矮小歯で本来の歯の大きさよりも小さいこと、右上の側切歯が先天欠如して歯の数が少ないことが隙間に影響していることが考えられます。前歯の隙間は、理想的には矯正を併用してインプラントや被せ物等で隙間を閉じるのがよい事をお伝えしましたが、詰め物（コンポジットレジン充填）をで前歯の隙間を埋めて歯の形を作ることを希望されました。
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【 コンポジットレジン充填で形の回復 】
ご本人の希望は、最初は真ん中の隙間だけ気になるからそこだけ治してほしいという希望でした。即日で、上顎中切歯の隙間をきれい埋めて治療を終えました。とてもきれいに治ったと喜んで頂きました。前歯の歯間に詰めた詰め物は、無理がかかると外れやすかったり、後日着色して目立つようになったりする可能性をご理解いただきました。
後日、左上の矮小歯の側切歯部の隙間も同じように治してほしいと希望して再来院されました。同じように即日で 矮小歯に光重合レジンで本来の側切歯の形を作りました。
右上の先天欠如の部分に隙間がまだ残っていますが、同部の隙間は大きく、コンポジットレジン充填を用いた方法では歯の形や大きさくのバランスが悪くなってしまうことを心配して、 後日部分矯正をすることを検討していただくことになりました。
半年位経過したころ、右上の先天欠如の隙間も同じように詰める処置で治すことを希望して、再来院されました。
もともと、左右の歯数が違う上に、隙間の量も左右で違うこともあり、左右の歯の大きさがアンバランスになる可能性があること、各々の歯が大きくなってしまうことをお伝えしてはいたのですが、結局、コンポジットレジン充填で治しました。
審美的に理想的な治り方ではありませんが、ご本人は満足されています。
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