【 4226 】6歳男児 :叢生(歯列拡大矯正治療)
4226 静岡市葵区緑町 男児
・歯列不正
・第Ⅰ期矯正治療
【 5歳 】
初来院時
左下の歯茎が腫れたことを心配して来院されました。左下の第一乳臼歯の根が化膿していたため、感染根管治療をおこないました。下顎の中切歯の2本のみ永久歯に生え変わっています。窮屈な感じで歯並びが心配です。
その時のレントゲン写真です。
すべての乳歯の下には 生え変わりの永久歯が存在しており、永久歯の先天欠如や過剰歯の存在はありません。
【 6歳 】
定期検診で来院した時です。
上下の8前歯の乳歯が抜けて 永久歯の生え変わりが進んでいます。窮屈な状態で歯列不正を生じています。永久歯の大きさに比べて 顎の大きさが小さい為に 生えてきた永久歯は ねじれたり 重なって生えてしまっています。
隙間不足が大きいため、抜歯して行う矯正が必要な状態でしたが、患者さんの希望もあり成長を期待して抜歯を行わずに矯正を行いました。そこで、「取り外し式の矯正装置」を使用して、顎の成長を促しました。
半年程度の期間、矯正装置を使って顎の成長を促しました。
顎が広がって、前歯が並ぶ隙間ができました。これから、固定式の矯正装置を使ってきれいな歯ならびにそろえてゆきます。
【 7歳 】
矯正終了時
前歯の歯並びは改善しました。顎は広がりましたが、窮屈な感じは残っています。すべての永久歯が生え変わった時に、仕上げの矯正をする予定です。すでに、何本か側方歯(乳臼歯)の生え変わりが始まっています。今後は、タイミング良く生え変わりを導いて、きれいな歯並びを目指してゆきます。