【 3068 】 2歳男児:乳歯のエナメル質形成不全(光重合レジンで治療)
3068 静岡市葵区千代田 男児
・左下の乳側切歯が 先天欠如
・左上乳犬歯にエナメル質形成不全
・エナメル質形成不全部は、詰める処置(レジン充填)
・フッ素を使用しながら経過観察
【2歳】
初来院 「検診でむし歯を指摘された」と来院されました。
下顎の側切歯に先天欠如が認められます。
関連ページ:Q&A 「先天欠如」
右上の乳犬歯にエナメル質形成不全が認められます(矢印)。右上乳犬歯のエナメル質の表面に、不規則な 『くぼみ』 がみられます。年齢的に治療するのが困難な時期でしたが、お母さんの心配もあり くぼみの部分のみ 詰める処置(コンポジットレジン充填)で治しました。
関連ページ:Q&A 「エナメル質形成不全」と言われました。
【3歳】
3歳時の定期健診来院時です。
第二乳臼歯も生えそろいました。
詰物(矢印)周囲のエナメル質形成不全の変色部については、フッ素を使用しながら経過観察してゆきました。
【16歳】
永久歯列が完成しました。
矯正治療によりきれいな歯並びに修正されました。
エナメル質形成不全が認められた 右上乳犬歯の生え変わりの永久歯である 右上犬歯には、異常は認められません。
関連ページ:Q&A 「エナメル質形成不全」と言われました。