【 2916 】 男児:埋伏過剰歯 (過剰歯抜歯 矯正治療)
2916 静岡市葵区緑町 男児
・埋伏過剰歯(2本)
・過剰歯の抜歯
・矯正治療
【8歳】
初来院 「乳歯が抜けずに永久歯が生えてきた」と来院されました。
その時のレントゲン写真です。すべての乳歯の下に生え変わりの永久歯が存在しています(先天欠如はありません)。
左右の上顎乳中切歯と下顎乳中切歯が生え変わり時期で、抜歯しました。
埋伏過剰歯(矢印)が、中切歯の裏側に2本埋まっています。歯並びの乱れにも影響している可能性が高く、2本とも抜歯しました。特に右上中切歯のずれが大きく、乳側切歯の歯根も吸収してしまっています。
関連ページ:Q&A 「正中埋伏過剰歯」について教えてください
【8歳】
中切歯が生えてきました。
結局、左右の中切歯が生えてきた時に乳側切歯は左右とも抜け落ちてしまいました。
上顎中切歯は歯間が空いてしまっています(離れている)また、反噛み合せが逆(反対咬合)になってしまいました
【 矯正治療中 】
まず、顎を大きくする治療を行いながら、反対になっていた噛み合せを修正しました。
【9歳】
矯正の終了時です。
過剰歯の存在の影響で、乱れてしまった歯並びを修正しました。今後は、側方歯(乳歯の奥歯)の生え変わりをタイミングよく導き、きれいな永久歯列を目指します。