【 1078 】 男児:正中埋伏過剰歯(抜歯)
1078 志太郡大井川町 男児
・正中埋伏過剰歯
・口蓋側(内側)にずれて萌出、抜歯
・矯正治療(歯列不正)
【7歳】
初来院 「友人にぶつかって前歯を打ち、揺れている」ことを気にされて来院されました。
右上前歯の生え変わり時期です。ぶつかったことで、揺れが大きくなったようです。右上中切歯は内側にずれて生えかけています。このまま 放置すると 反対咬合になりそうで、すぐに抜歯を行いました。
【9歳】
4前歯が永久歯に生え変わりました。
中切歯は、正常な被蓋で生えてきたものの、側切歯は逆被蓋(反対咬合)になってしまい、自然に修正するのは困難な状態です。矯正治療を検討していただきました。
そのときのXray写真です。正中埋伏過剰歯が存在しています。前歯の間に少し隙間(正中離開)が存在していますが、正中埋伏過剰歯との関連はなさそうでしたので 経過観察することになりました。
関連ページ:Q&A 「正中埋伏過剰歯」について教えてください
【10歳】
「内側に歯が生えてきた」と来院されました。
正中埋伏過剰歯が生えてきました(矢印)。抜歯をお勧めしましたが 本人が嫌がりました。過剰歯が歯並びや発音などに悪影響を及ぼしている様子も無かったため、経過観察することになりました。
【矯正開始】
矯正治療を開始しました。
矯正治療装置は過剰歯(矢印)を避けて取り付けました。結局 生えてきた過剰歯は、半年後に本人の納得のうえで抜歯しました。
関連ページ:Q&A 「正中埋伏過剰歯」について教えてください
【12歳】
矯正治療中です。
【13歳】
矯正治療が終了しました。
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