【 3406 】 男児:乳側切歯の先天欠如。はえかわり側切歯の存在(矯正治療)
3406 静岡市葵区沓谷 男児
・下顎両側の乳側切歯(B)の先天欠損
・はえかわりの下顎両側の側切歯(2)は存在
・矯正治療で歯並びの改善中
【 4歳 】
初来院
左右の下顎乳側切歯(B)が先天欠如しています。(矢印)
・ 下顎の乳前歯が4本しかない。(通常は6本)
・ 生え変わりの永久歯も足りない可能性がある。
・ 生え変わりの永久歯が 全て揃っているときは、歯並びが心配になる。
・ 前歯の生え替りの時に、必要に応じてレントゲン撮影で確認する。
・ 処置が必要になるのは、生え替わりがはじまってから。
・ 現時点ではむし歯予防予防が大切である。
などを、伝えて経過観察しました。
関連ページ:Q&A 「先天欠如」について教えてください
【 7歳 】
下の前歯が内側にずれていることを心配して来院。
Xrayで確認したところ、下顎側切歯が存在しています。4本しか乳歯が存在していないところに6本の永久歯が生える事になるため、歯並びが心配です。
【 8歳 】
乳歯が揺れて痛がっていると来院されました。
Xrayで確認すると、乳犬歯の下に側切歯が生えてきています。本来の生え変わりの永久歯(犬歯)は、まだ低い位置に存在しています。このまま放置すると、犬歯は八重歯になって 生えてくることが予測されます。上顎も、中切歯が生えるのに 乳中切歯だけでなく 乳側切歯も抜けてしまい、歯並び悪化が予想されます。将来抜歯矯正が必要になることが予想されましたが、大切な永久歯を抜歯したくないという強い希望があり、矯正を開始することになりました。
【 10歳 】
取り外し式の、矯正装置で顎の成長を促しています。