【 0609 】 76歳女性:歯茎下に及ぶ虫歯・歯茎の高さを揃える
(クラウンレングスニング)
0609 静岡市葵区沓谷 女性
・上顎右側小臼歯の、歯茎下に及ぶ虫歯治療跡
・クラウンレングスニングによる環境改善
・結合組織移植術
・根尖側歯肉弁移植術
【 70歳 】
不定期に来院して、むし歯治療をしていた患者さんです。
【 76歳 】
3年くらいの間に、急激にむし歯を作ってしまいました。お話を伺ったところ、農作業の合間によくサイダーを飲むようになったり、飴をなめるようになったことが原因のようです。
【 クラウンレングスニング 】
右上の小臼歯(矢印)は歯茎の下に及ぶ大きな虫歯で治療が困難な(抜歯の検討が必要な)状態(矢印)になってしまいました。歯茎のラインが、隣の犬歯に比べて高い位置です。
クラウンレングスニングの処置を行ない、精度の高い治療を行なえるように環境に改善を行うとともに、歯茎の高さを揃えて歯磨きしやすい環境に改善しました。
【 右上治療終了時 】
クラウンレングスニングを行って、治療困難(抜歯の検討が必要)な歯を、精度良い治療を行えました。メタルセラミック冠で審美修復を行いました。歯茎の高さがそろって、清掃性の良い環境になりました。
参考Q&A 「むし歯が歯茎下まで達している場合の治療法」
参考Q&A 「クラウンレングスニングについて詳しく教えて」
【 87歳 】
治療10年後の状態です。食習慣はどうしても改善しないものの、半年に1回の定期ケアを行い良い状態を保っています。