歯医者さんが初めてなのですが、大丈夫でしょうか?~ 当医院からのお願い ~
お父さん・お母さんへのお願い
お子様を歯医者さんへ連れてこられるときには、
◆絶対に嘘だけはつかないでください
泣く子や嫌がる子をお利口にしていくのは、まず信頼関係を築くことから始めなければなりません。
信頼関係を築くには?「嘘をつかない」ことが一番大切なのです。
例えば、「今日は何もしないから」⇒「今日は〇〇ちゃんの歯を見てもらうだけだから行こうね」
もし、言ってしまった場合には衛生士にそのように伝えてください。
その日は、見るだけにして、ひとつひとつ出来るようにしてステップアップします。
その時だけ治療しようとして「何もしないから」と言って、
無理やり治療をしてしまうと、それは子供に嘘をついてしまったことになります。
もう次回から何を言っても信じてもらえません。
嫌がっていた子が、さらに嫌がってしまいます。
だから絶対に嘘だけはつかないようにお願いします。
◆あまりにも正直に喋りすぎるのも良くありません
「今日は注射をして歯を治すよ」と言ってしまうと、これでは注射を怖がる子供は、かえって歯医者さんに行くのを嫌がってしまいます。
そんな時には
「〇〇ちゃんの歯を痛くする、虫バイキンをやっつけてもらおうね。」
程度にして、励ますようにしてあげましょう
◆お子さんに注意する時の注意
わがままを言っているお子さんに「そんなに泣いてると、先生に歯を抜いてもらうよ!」とか「注射をしてもらうよ!」とか、言っていませんか?子供にいうことを聞かせるために、何気なく言ってしまうことありますが、これを言われてしまうと、本当に麻酔をしたり、歯を抜かなければならないときに大変になってしまいます。
麻酔は痛くないようにするために使いますので、麻酔さえしてしまえば、歯を抜いても、虫歯の治療をしても痛みを感じることはありません。
もちろん麻酔をするときにも怖がらせないように行いますし、また、痛みを感じないように行います。
時々、麻酔をしている最中でも安心して寝ている子もいます。