【4653】25歳男性:前歯の色が悪い(ウォーキングブリーチ法によるホワイトニング)
4653 静岡市葵区銭座町 25歳男性
・ 歯を白くしたい希望
・ 上顎左側の中切歯の変色
・ 外傷により神経が死んでしまった
・ 神経を失って歯が変色
・ ウォーキングブリーチ法によるホワイトニング
【25歳】
「左の前歯の色が悪くて気になる。」と相談に来院されました。
主訴の上あごの左上中切歯の変色は、小学校のとき(15年位前)に駐車場のゲートに歯をぶつけてから歯の色が変わってしまったそうです。痛みや腫れも無いこともありそのまま放置してあったのですが、この度当院のHPをみて来院いただきました。
初来院時のレントゲン写真です。左上の中切歯(矢印)に根尖病巣が存在して、感染根管の状態になっています。外傷により歯髄が失われて歯が変色したことが疑われます。患者さんは ウォーキングブリーチ法によるホワイトニングを希望されています。変色歯は、歯間にむし歯はあるものの未治療の天然歯で、唇側(外側)の天然歯質が完全に残っており、 まさに、削らずに歯の色を改善するウォーキングブリーチ法の適応です。
まず、感染根管治療をおこない、緊密な根管充填後(レントゲン写真)にホワイトニングを開始しました。
2回 薬剤を使用したあとの状態です。隣の歯よりも明るい色になるくらい効果が得られました。患者さんも満足され、ホワイトニングを終了しました。
【 ウオーキングブリーチ法 による ホワイトニング前後 】
関連ページ:Q&A 「ウォーキングブリーチ法による無髄歯のホワイトニングについて教えてください。」
【治療終了時】
歯管のむし歯とホワイトニングの薬を作用させた穴は、歯の色にあわせて、コンポジットレジン充填を行いました。口元が明るくなり、患者さんに喜んでいただきました。