【4454】静岡市葵区竜南 23歳女性:前歯の変色
(ウォーキングブリーチ法によるホワイトニング)
4454 静岡市葵区竜南 23歳女性
・上顎右側の中切歯の変色(気づかないうちに神経が死んでしまった)
・ウォーキングブリーチ法によるホワイトニング
【23歳】
「前歯の色が気になる。削らずにホワイトニングできないか?」と相談しに来院されました。
右側の上顎中切歯の変色を気にされています。患者さんは20歳~22歳の間、他院で小臼歯を4本抜歯して矯正を行っています。矯正前から歯は変色しており、担当した先生にも相談しましたが、経過を見るように言われていたそうです。
右側中切歯には治療跡もなく、歯をたたいての違和感などの症状は無いのですが、気づかないうちに歯髄が失われて歯が変色しています。歯をできるだけ削らないようにウォーキングブリーチ法により、気になっている右上前歯のホワイトニングを行なうことで 歯の色を改善する治療を提案しました。
まず、感染根管治療をおこない、緊密な根管充填後にホワイトニングを開始しました。レントゲン写真は根管充填を行った時のものです。左右の中切歯の歯根が短く、根管治療を行った歯の反対側の左側中切歯の歯根の形、歯髄腔の形に異常がありそうです。よくよく話を聞いてみると、小さい時に転んで前歯を強く打ったことがあったそうです。その影響で歯髄が失われて、歯が変色したのかもしれません。
関連ページ:Q&A 「根管治療について教えてください。」
関連ページ:Q&A 「感染根管治療について教えてください。」
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【ウオーキングブリーチ法によるホワイトニング治療後】
右上の中切歯は薬剤を2回薬剤を交換したところ十分な効果を得られました。
隣の歯よりやや白くなる位までホワイトニング効果がありました。患者さんにも十分満足していただくことができました。
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