【治療症例】先天欠如の治療:矯正
先天欠如(せんてんけつじょ)とは
人間の歯は乳歯は全部で20本、永久歯は親知らずまで入れて32本です。それらの歯が生まれながらに(先天的に)ない場合を”先天性欠如歯”と言います。
矯正で治療する方法
先天欠如歯の上の乳歯が駄目になった時に 歯を移動させて歯のないところを補う方法です。一般的に、矯正治療により歯を移動して治療する方法が歯の寿命や、口腔内に人工物を入れないという観点から 理想的に治療法と言われております。歯が全て揃っている場合と比べて、先天欠如があると、上下顎とも左右の顎のバランスが崩れやすくなるため矯正治療は断 然難しくなります。自由診療となり、保険は使用できません。
◆生え変わり永久歯が先天欠如の症例
【 症例 】 女性:上下左右の第二小臼歯の先天欠如(乳歯抜歯して矯正治療)
◆乳歯が先天欠損、生え変わり永久歯が存在する症例
【 症例 3406 】 男児:乳側切歯の先天欠如。はえかわり側切歯の存在(矯正治療)
◆乳歯が先天欠如、生えかわり永久歯も先天欠損