【 5448 】 42歳男性:下口唇 粘液のう胞(レーザー除去)
5448 静岡県富士市 男性
・ 下口唇に粘液のう胞
・ レーザー切除手術
・ 術後経過良好
【42歳 初来院 】
初来院 口唇にふくらみができたと来院されました。
4ヶ月位前に口唇を噛んでしまってから、ふくらみができたそうです。かかりつけの歯医者を受診して、ふくらみが粘液のう胞であることの指摘は受けて、口腔外科で除去することを勧められているそうです。患者さんは、病院と注射が大嫌いで、インターネットで調べて、「レーザーを使用して取ってほしい」と来院されました。
右下の犬歯部の口唇に、水疱様の膨らみがみられます。水泡はつぶれることはなく、少しずつ大きくなってきたそうです。
レーザーに対して過大な期待を持っておられるようでしたので、除去には麻酔が必要になること、のう胞を除去するのにメスを使うかレーザーを使うかの違いであること。レーザーによる除去のメリット等についての説明を行いました。
結局のところ、患者さんは 「粘液のう胞除去」という よくわからない処置に不安になっていた様子で、遠路わざわざ 当医院に来院されたようでした。
説明を十分にしたところ、安心された様子でしたので、地元の口腔外科での除去をお勧めしましたが、当医院で除去することを希望されました。
除去した粘液のう胞です。
レーザーを使用して除去しました。5分程度の簡単な処置です。術後は、腫れ 出血も気になることとはなく、麻酔が切れた後も痛み止めを飲まずにすみ、とても楽だったと喜んでいただきました。
関連ページ:Q&A 「粘液のう胞」
のう胞除去後3週間目の状態です。のう胞を取った跡は まだ少しのこっていますが、きれいに治ってきています。
治療終了後に 粘液のう胞が再発することはありません。
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