身の回りの放射線には、どのようなものがあるのでしょうか?
私達の身の回りには、自然界からの放射線が存在しています。目には見えませんが、私達の体は常に食物や地面など自然界からの放射線を受けています。
その量は、日本では年間 1.5ミリシーベルトです。日本国内でも、住む場所によって年間 0.3ミリシーベルト前後違います。西日本のほうが花崗岩(かこうがん)を含んだ地層が多い為、放射線量が多い傾向にあります。世界の平均は、
年間 1.2ミリシーベルトです。ブラジルでは年間 10ミリシーベルトにもなる地域もあります。
また、地上に比べて上空は放射線量が多いため、飛行機の中では地上に比べて放射線量は多くなります。例えば、東京からニューヨークまで飛行機で往復すると、0.2ミリシーベルトの放射線を受けます。トンネルの中もトンネルの外に比べると放射線量は多くなります。
意外なところでは、日本各地にある ラジウム温泉、ラドン温泉などは微量の放射線の温泉として利用されています。
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