【 4412 】 女児:舌小帯短縮症(舌小帯切除)
4412 静岡市葵区巴町 女児
・歯列不正 経過観察を希望
・6歳臼歯が傾斜して萌出・第二乳臼歯の下にもぐりこむ
・舌小帯短縮症
【9歳】
「虫歯の治療をして欲しい・歯並びが心配」と来院されました。
強い歯列不正があります。口唇や舌等の筋肉のバランスが悪い印象があります。しかし、矯正は考えていない様子で、むし歯に注意しながら経過観察することに なりました。右側の上下6歳臼歯が手前に傾斜して生えて 第二乳臼歯の下にひっかかっています(矢印)。側方歯の交換も近いため、6歳臼歯が生えるように 乳歯を削って引っ掛かりを削り6歳臼歯が生えてこれるよう導きました。舌小帯が短く(舌小帯短縮症)舌小帯切除をお勧めしました。
【舌小帯切前】
定期検診で来院時に舌小帯切除を希望されました。
舌を上に持ち上げても上顎に付きません。舌を前に突き出すと舌が反り返って舌の先端が見えません。舌の動きが良くなるように舌小帯切除を行いました。
【舌小帯切除 術後2週間】
術後二週間後の状態です。舌小帯切除後に目立った不快症状も生じませんでした。舌を突き出した時に舌の先端が見えるようになりました。