レントゲン撮影は体に影響がありますか?
歯科のレントゲン写真撮影(エックス線写真撮影)は、一般的に行われる胸部X線撮影の1/3~1/10の被曝量(実効線量)とされています(国際放射線防護委員会)。
ちなみに、人はいつも空や大地、食べ物などから自然放射線を浴びています。
1年間に浴びる自然放射線量と比べても、歯科エックス線写真撮影による被曝量は、約1/100前後と極めて少ない量です。
歯科レントゲン写真撮影による危険度は、コーヒーを飲んで健康を害することと同じレベルといわれています。
そうは言っても、放射線を浴びるのは少ないに越した事はないでしょう。
できるだけ患者様の負担を軽減する為、みまつ渡辺歯科医院ではレントゲン撮影時は、放射線を遮断する鉛入りの防護エプロンを着用する上、エックス線量を従来の1/3~1/10に減らしたデジタルシステムを採用していますので、さらに被曝量は少なくなっています。
歯の80%は骨の中に隠れていますので、歯周病で骨の状態を調べたり、深いむし歯の治療、根っこの治療にはレントゲン撮影が必須になります。
レントゲンのない治療は目隠して手術するようなものです
歯科のレントゲンの被爆量は内科のレントゲンに比べて極めてわずかなので、通常の治療で撮影はほとんど心配はありません。
歯医者では診断の為、レントゲンを撮影する必要がありますので、ご理解をいただきたいと思います。