ムシ歯予防をしながら顎の成長を見守り、歯ならびの良い子に育てます。
ただムシ歯の治療を行うだけではありません。
お子さんのお口の将来の歯ならびや咬み合わせを予測して、より良い大人の歯及び歯並びに誘導してあげることを目的としています。
【当院が考えるお子さんの歯を守る3つのポイント】
・仕上げ磨きをしましょう ⇒ もちろん早期に本人磨きに移行できるよう指導いたします
・予防処置(フッ素塗布、シーラント等)を定期的に受けましょう
・定期的に検診を受けましょう ⇒ 特に歯が生え変わるときのチェックは大切です
子供の歯は大人の歯に比べて質が弱いので、ムシ歯になりやすく、早く進行してしまいます。
そのため、3ヶ月~6ヶ月の定期検診でムシ歯のチェックをしましょう!
もし、ムシ歯や歯並びの異常が見つかっても早めに対処することができますので、定期検診の習慣をつけることが、とても大切です。
●まず歯医者さんに慣れてもらう
当院では、将来的にも歯医者さんと長いお付き合いをしてゆく必要性のあるお子さんたちが、歯科医院に通うのが嫌いにならないような取り組みをしております。
特に、初めて歯医者さんに来たお子さんや、お医者さんが嫌いなお子さんが来た場合、当院ではいきなり治療を始めません。
お子さんは歯医者さんに来てとても緊張していますから、治療の道具を触ってもらったり、ゆっくりお話をしたりして、まずは歯科医院になれてもらうことから始めます。
●お子さんに受ける治療のことを説明し、理解してもらう
特にお子さんには、ウソをつかないように治療を行なっています。
すぐ終わらないのに「すぐ終わる」とか「見るだけ」と言ったり、「怖くないよ」と大人目線で言ってしまうようなウソが続くと、お子さんはどんどん歯科医院が嫌いになり、お母さんや歯科医師が言うことをきかなくなります。
お子さんたちは自分の受ける治療について十分に理解することができるのです。
当院では、受ける治療のことをわかりやすい言葉や例えを使って説明して、お子さんが納得して治療を受ける為の努力を惜しみません。
●親御さんも治療に立ち会うことができます
親に立ちあってもらうと、お子さんの頑張りが増します。(逆効果のこともあります)
また、自宅に戻った後、お子さんのお口の健康を守るのは親御さんです。親御さんの知識の向上がお子さんのお口の将来を左右するといっても過言ではありません。
一緒に治療を見ていただいて、お子さんのお口の状態をしっかり把握していただくと共に、ホームケアで大切なことは何かなどの正しい知識を身につけていただくことで、お子さんの歯を守る(予防する)ことができるのです。ぜひ家族全員で歯の健康を意識してもらいたいと思っています。
●正しい噛み合わせに導く
お子さんは日々成長しています。お口の中も変化し続けています。あごの骨が発育し、すべての歯が乳歯から永久歯に生え変わるまでは変化し続けています。ですから、今の時点で歯並びが良くても、大きくなるにつれて変化する可能性があるのです。
そこで重要になるのが「咬合誘導(こうごうゆうどう)」です。これは、これから成長するにつれて変化する歯並びを予測し、かみ合わせを正しい状態に導いてゆきます。
歯並び(咬み合わせ)の小さなひずみに早く気づき、大きな複雑なひずみを作らないことが大切です。
早めに手を打つ事(必要に応じて矯正)で、将来大きな不具合になる可能性を下げることができます。
必要なお子さんには説明をしております。