◆ 反対咬合の問題点
* 審美的な問題
* 発音に影響
* 食べ方に影響
不正咬合であることによって、子供の成長発育が遅れるということは 基本的にありません。しかし、反対咬合による弊害は いくつかあります。まず、サ行、タ行の発音に特徴的な 舌足らずのしゃべり方になってしまうなど 発音に影響がでます。また、音をたてて食べるなど食べ方にも影響が現れたりします。しかし、第一の理由は、審美的な理由でしょう。思春期に 反対咬合特有の顔貌を 子供同士でからかわれることがある等 劣等感を感じることがあります。機能的な改善だけでなく、心の負担を軽くし、生活の質の向上させることも反対咬合の治療の目的です。
◆ 反対咬合の原因
① 歯が原因 によるもの
上下の顎関係には問題なく、単純に歯の位置、歯の傾きが原因で反対咬合になっている為、矯正装置を使用して歯を動かして 早いうちに前歯のかみ合わせを正常に治しておけば、そのまま正常な噛み合わせに落ち着いてくることもがほとんどです。逆に治療せずに放置すると、前歯の噛み合せが逆である影響で、上顎の成長を抑えてしまったり 下顎の成長が大きくなってしまったりして、最初は歯だけの問題であっても、成長が進むにつれて骨格に影響がでてしまう危険があります。そのような理由からも、早めに矯正治療を始めることが望まれます。
② 骨格が原因 によるもの
骨格が原因によるものは、大部分は遺伝が影響しており 一般的に治療は困難になります。
骨格が原因である(ご家族に反対のかみ合わせの方がいる)反対咬合の子供は、成長期に 噛み合せを逆のままにしておくと、その後の成長発育期に下顎がグンと成長して 反対咬合がより悪化してしまう可能性があります。下顎骨が取り返しのつかない程、大きくなってしまう前に 矯正を行い、逆の噛み合わせは治しておくのが良いでしょう。人間の成長を完全に抑制する事はなかなか難しいのが現状ですが、早ければ早いほど、ご本人の負担は軽くて済むと考えられます。極端に成長して大きくなってしまった場合「下顎骨を切断して縮める」という手術が必要になってしまう場合もあります。
いずれの場合も反対咬合のまま放置して 前歯の咬み合わせが逆であると、この後の成長発育期に より骨格性の下顎前突に成長して反対咬合は悪化する危険が高まります。成長が進み、骨格(顎関係)のゆがみがまだ大きくなる前の乳歯列期に、まず逆の噛み合わせを治しておこうというのが「早期初期治療」の考え方です。早めに筋機能のアンバランスを整えることで、かなり改善することができると考えています。そして、今後始まる矯正治療のご本人の負担は軽くて済むと考えられます。遺伝のあるなしに関わらず、反対咬合のある方は、早めに歯科を受診されることをお勧めします。・
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>> 反対咬合(受け口)の「早期初期治療」;ムーシールド
>> ムーシールド使用時の要点
>> ムーシールド使用の注意点
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◆ 反対咬合の治療症例
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【症例 4232 】 3歳女児:乳歯列の反対咬合 (噛み合わせ調整・観察)
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【 症例1475 】 6歳女児 乳歯列の反対咬合 (切歯斜面版)
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【 症例4430 】 6歳女児 右上中切歯の反対咬合 (切歯斜面版・上顎前歯の部分矯正)
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