Q&A

反対咬合(受け口)は「早期初期治療」ではどうやって治すのですか? ; ムーシールド


 

◆反対咬合の成因

* 「緊張した上口唇」
上口唇の筋肉が、上顎の前方向への成長を抑制してしまいます。

* 「緊張の足りない下口唇」
下口唇の緊張がルーズな場合、下顎骨の前方への成長を許容してしまいます。

* 「舌が低位で機能」
舌で、下前歯を前方に押し出すような力がかかります。

口には、多くの筋肉が存在して、機能しています。舌も、筋肉の固まりです。きれいな歯並びの人の舌は、嚥下(のみこみ)するときに 上顎を押さえつけるようにぴったりと収まります。しかし、反対咬合の人は、舌は上顎にはつきません。嚥下(のみこみ)の度に、舌は下顎を前方に押しています。また、口の周りの筋肉のアンバランス つまり、上唇周囲の筋肉の緊張が強い影響で 上顎の成長を抑制してしまったり、下唇周囲の筋肉の緊張が弱く、下顎の成長を抑える力が弱くなってしまったりする可能性があります。そのような影響から、上顎は小さく、下顎は大きくなってしまうと考えられています。すなはち、口腔周囲の筋肉が正しく機能しないと 不正咬合になってしまいます。

 

◆反対咬合の治療

機能的顎矯正装置 『 ムーシールド 』

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このような3つの筋機能のアンバランスを整え、調和を取り戻せば、不正咬合は回復しやすくなります。つまり、矯正用のマウスピースには、「上唇の緊張を排除」し、「下唇に緊張を高める」ことを促がし、そして「低い位置の舌を挙上」する機能が要求されます。そのように、バランスを取り戻す器具が、機能的顎矯正装置「ムーシールド」です。マウスピースを使用している間は、嚥下(のみこみ)時、下唇が緊張していることを意識させるなどの、大切なポイントがいくつかあります。この装置は、就寝時のみの使用で、目的を達成することが可能です。改善後の歯並びを安定させる意味も含めて、しばらく使い続けて頂きます。また、改善した後も、定期的に健診を継続していく事が重要です。

 

◆ムーシールドの効果

口の周囲の筋肉が正しく機能するように導く

口を開けて寝ていても唾液を嚥下するときには必ず口を閉じます。そのときにムーシールドの効果であごを正常な位置に戻そうと筋肉が訓練されます。ムーシールドを外しても元に戻らなる安定した状態になるまで1年以上かかる場合もあります。 

 

【 症例 3850 】 男児 反対咬合 (ムーシールド)

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                  ムーシールドのみ使用で改善しました。 

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【 症例4543 】 4歳女児 反対咬合 (ムーシールド)

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【 症例4559 】 5歳女児 反対咬合 (ムーシールド)

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【 症例5662 】 3歳女児 反対咬合 (ムーシールド)

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いずれにせよ、筋機能のアンバランスを整える事を念頭に置き、低年齢時期に、出来るだけ負担の少ない方法で、関わりを持つことが必要と考えられます。すなわち、「早期初期治療」の役割は、「前歯の咬み合せが逆という成長を阻害する因子」を除去し、「正しい成長発育ラインに乗せる事」にあると考えています。一度、ご相談ください。

 

>>反対咬合(受け口)の「早期初期治療」

>>ムーシールド使用の注意点

>>ムーシールド使用時の要点



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