・【 症例 】 歯ぐきの下に及ぶ虫歯、歯茎下で折れた歯を抜かずに残す治療:エクストルージョン(歯根廷出術)

歯は 歯槽骨の中に 埋まっています。歯茎の下に 歯の割れが及んでてしまったり (歯根破折:しこんはせつ)、虫歯が進んで 歯茎の上に出ている歯の部分(歯冠)が ほとんど無くなって、根(歯根)の方まで 虫歯が進み、歯茎が覆いかぶさった状態になってしまうと、通常の虫歯治療では 歯に土台が作れないため、ほとんどの場合 抜歯するしか治療方法がありません。歯茎の下の状態をそのままにして 無理に治療しても、精密な印象採得(型をとること)を行うことができず、適合の良いクラウン(被せ物)が作れなかったり、細菌感染を起こしやすい環境を残 したまま治療を完了させることになってしまいます。そのため、治療は長持ちしません

 >>歯根破折はなぜおきる

 

 

むし歯や破折が歯茎の下まで及んでしまった場合、 治療が困難になり 基本的に抜歯が必要になってしまいます。しかし、歯根破折の程度や炎症状態によっては、抜かずに治療できる場合がありますが、そのままの状態では 無理に治療しても、歯茎の下に及んだ 割れた部分まで 削ったり 精密な印象採得を行う(型をとる)ことができません。つまり、適合の良い冠(被せ物)が作れないため、長持ちする冠を被せることができないのです。そこで、歯根廷出を行うことによって(矯正治療)、歯茎の下にある歯根が割れてしまった場所や 歯茎下に及んだ虫歯部分を歯肉の上に出す治療法を エクストルージョン(歯根廷出術)といいます。

>>歯根破折の治療方法 

 

歯茎の下にある根を露出さ せると、割れた歯に土台を立てることが可能になり、精密な印象採得を行ったり、細菌感染を起こしにくい環境を作ったりすることが可能となり、結果として抜 歯しないで被せ物を作ることが出来るだけでなく、その歯を長持ちさせることができます。歯の根の状態や、破折や感染の程度、お口全体の状態などの条件があえば有効な治療方法です。

>>エクストルージョン

 

 

 

 

 

◆ エクストルージョンの症例

 

【 歯茎下で折れた歯を抜かずに残す 】

 【 症例 3928 】 39歳男性:歯茎下で折れた 治療困難な歯を抜かずに助ける

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 症例 2320 】73歳男性:歯茎下で折れた 治療困難な歯を抜かずに助ける

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  2626 】 38歳男性 歯茎下で折れた歯を助ける

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 【 症例 3928 】 48歳男性:歯茎下で折れ歯を助ける 歯肉の高さの修正

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【 歯茎下及んでしまったむし歯を抜かずに残す 】

 

  症例 3702 】 28歳女性:歯茎下に及ぶ虫歯を抜かずに治療

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  症例 0821 】 38歳女性:歯茎下に及ぶ虫歯を抜かずに治す・歯茎の高さをそろえる

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【 抜歯による骨吸収を防ぐ 】

 

  症例 3208 】 32歳女性:抜歯による骨吸収を防ぐ

 

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